穆如清風
仕事中に「穆清」という言葉に遭遇して、「ナンジャコリャ」と思いました。
いえ、「ナンジャコリャ」と読むわけではないのですよ。念のため。
だいたい「穆」の字が難しすぎて、紙切れの端に、大きく書き写しながら、
生まれて初めて見る字だなぁと、首をひねりました。
「ボク」と読むのだそうです。
ですから上の言葉は「ボクセイ」です。
わたしの漢和辞典には掲載されておらず、ネットで調べてみることにしました。
【穆清】ぼくせい
世の中が静まっておだやかなこと。
天子の美徳によって教化がおだやかに行われること。
穆には、おだやかで、つつしみ深いという意味があるようです。
居合わせた同僚と、この珍しい言葉に感心しながら、
「きょうも、わたしたちは、穆々(ボクボク)と、仕事に励みました」とか
「そろそろ、主任が穆然(ボクゼン)とやってくることでしょう」だのと
ふざけて言い合いながら、その字の成り立ちなどを調べていると
漢字の奥深さをあらためて感じました。
言葉が失われると、その言葉の持っていたニュアンスも消えてしまう
ものかもしれませんね。逆に、ニュアンスが先に消えてゆくことで、
言葉も失われるのかもしれませんが・・・。
興が乗ったのか、同僚が、こんな言葉も見つけてくれました。
「穆として清風の如し」(穆如清風・ボクジョセイフウ)
こんな人になれたらいいねぇ、と言いながら、ふたりで、ちょっと溜息をつきました。
無言・・・・。
いえ、「ナンジャコリャ」と読むわけではないのですよ。念のため。
だいたい「穆」の字が難しすぎて、紙切れの端に、大きく書き写しながら、
生まれて初めて見る字だなぁと、首をひねりました。
「ボク」と読むのだそうです。
ですから上の言葉は「ボクセイ」です。
わたしの漢和辞典には掲載されておらず、ネットで調べてみることにしました。
【穆清】ぼくせい
世の中が静まっておだやかなこと。
天子の美徳によって教化がおだやかに行われること。
穆には、おだやかで、つつしみ深いという意味があるようです。
居合わせた同僚と、この珍しい言葉に感心しながら、
「きょうも、わたしたちは、穆々(ボクボク)と、仕事に励みました」とか
「そろそろ、主任が穆然(ボクゼン)とやってくることでしょう」だのと
ふざけて言い合いながら、その字の成り立ちなどを調べていると
漢字の奥深さをあらためて感じました。
言葉が失われると、その言葉の持っていたニュアンスも消えてしまう
ものかもしれませんね。逆に、ニュアンスが先に消えてゆくことで、
言葉も失われるのかもしれませんが・・・。
興が乗ったのか、同僚が、こんな言葉も見つけてくれました。
「穆として清風の如し」(穆如清風・ボクジョセイフウ)
こんな人になれたらいいねぇ、と言いながら、ふたりで、ちょっと溜息をつきました。
無言・・・・。
by kokoro-usasan
| 2010-01-25 11:29
| ことば
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閉じられていないもの
by kokoro-usasan
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