学ぶことは、自由になること。
きのう。
ネパールで起きた地震災害の復興支援からつい先日戻ったかたが、すぐ、南極に出立されたという記事を読み(研究のため)、世の中には、同じ人間なのに、どうしてこうもスケールの違うひとがいるのだろうなぁと思った。頭も行動も、そのストライドがとても大きい。
きょうは新聞で、アメリカで服役中の受刑者(故殺や暴行の罪)3人が、ハーバード大学選抜の3人と、討論対決(ディベート)をして、大学チームを論破したという特集記事を読み、また唸らされた。これは、受刑者向け大学教育プログラムの一環として行われたものだという。受刑者の再犯を予防するためには、慈善事業的な教育ではなく、もっと真剣に一般学生と同じ内容の授業を受けさせ、きちんと卒業資格を与えることが大事なのではないかという考えのもとに発足したプログラムだ。しかも、受刑者なので、「無料」。ニューヨーク州の再収監率は40%だが、この制度を利用して勉強したひとのそれは2%以内になったという。「善良な市民が進学に苦労しているのに受刑者が無料で教育を受けられる」のは如何なものかという批判も根強い中、コスト面では、再犯によってかかる社会的な損失や被害の額よりも、教育によって再収監が減ることのほうがコスト的にも節約になるらしい。
きのう読んだ記事と、きょう読んだ記事は、どこかでちょっと繋がっているような気がする。世界がどんなものであるかを知ることは本人の情熱にかかっているけれど、その最初の「目」を授けてくれるのは「学び」であるし、「教育」なのだろう。知識欲を満たせる環境が、貧富の差に関わらず、どんなひとにも開かれていたらいいのになぁと思う。お金がなくて、学校に行けない、という子供がたくさんいる社会は悲しい。
ネパールで起きた地震災害の復興支援からつい先日戻ったかたが、すぐ、南極に出立されたという記事を読み(研究のため)、世の中には、同じ人間なのに、どうしてこうもスケールの違うひとがいるのだろうなぁと思った。頭も行動も、そのストライドがとても大きい。
きょうは新聞で、アメリカで服役中の受刑者(故殺や暴行の罪)3人が、ハーバード大学選抜の3人と、討論対決(ディベート)をして、大学チームを論破したという特集記事を読み、また唸らされた。これは、受刑者向け大学教育プログラムの一環として行われたものだという。受刑者の再犯を予防するためには、慈善事業的な教育ではなく、もっと真剣に一般学生と同じ内容の授業を受けさせ、きちんと卒業資格を与えることが大事なのではないかという考えのもとに発足したプログラムだ。しかも、受刑者なので、「無料」。ニューヨーク州の再収監率は40%だが、この制度を利用して勉強したひとのそれは2%以内になったという。「善良な市民が進学に苦労しているのに受刑者が無料で教育を受けられる」のは如何なものかという批判も根強い中、コスト面では、再犯によってかかる社会的な損失や被害の額よりも、教育によって再収監が減ることのほうがコスト的にも節約になるらしい。
きのう読んだ記事と、きょう読んだ記事は、どこかでちょっと繋がっているような気がする。世界がどんなものであるかを知ることは本人の情熱にかかっているけれど、その最初の「目」を授けてくれるのは「学び」であるし、「教育」なのだろう。知識欲を満たせる環境が、貧富の差に関わらず、どんなひとにも開かれていたらいいのになぁと思う。お金がなくて、学校に行けない、という子供がたくさんいる社会は悲しい。
by kokoro-usasan
| 2015-12-15 21:11
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