ある卒業の風景
この写真を見たとき、何故だか、ふっと目頭が熱くなりました。これは自由の森学園の卒業式の写真です。卒業生が主役であり、校長先生が、壇の下から、生徒達に祝辞を送っています。巣立ってゆく子供たちを、見上げながら、送る言葉を語る校長先生の胸は、上から訓示を垂れるのとは異なり、未来を担う彼らへの熱い思い、そして、若い命たちへの心からの敬意であふれていたのではないかと思います。
実はわたしの知人の息子さんが、この自由の森学園で教師をしているのですが、それだけでなく、自由の森学園という名は、いろいろなところで耳にします。沖縄の知人がやっている山学校にも、毎年、自由の森学園の子供たちが自然を学びにやってきますし、また、これまで、都内で開かれた様々な社会問題に関するイベントで、彼らが、壇上にあがり、立派に意見を述べているのを、何度か目にしました。みな、むやみに難しい言葉を使うことなく、他者を一方的に責めるような言葉も慎重に避けつつ、平和や、自然保護に関する自分なりの意見を、しっかりと、しかし、穏やかに語っていました。そのたびに、とかく不平じみた理論展開に終始してしまいがちな、自分の頭の構造を恥じたものです。ここの子供たちは、その自由で活発な学びのなかで、他者に対する「包容力」のようなものも身につけているのではないかと羨ましく思えました。それがあるとしたら、彼らは、ある意味で、わたしよりも、既に「大人」であるような気すらするのでした。。
時々読ませていただいている「地給知足」さんのブログで、この卒業式に関する記事が紹介されていましたので、ここに、添付させていただこうかと思います。とにかく、ここにある一枚の写真に、わたしは、胸を打たれたのでした。
地給知足さんのブログより「熱い胸と冷たい頭」
実はわたしの知人の息子さんが、この自由の森学園で教師をしているのですが、それだけでなく、自由の森学園という名は、いろいろなところで耳にします。沖縄の知人がやっている山学校にも、毎年、自由の森学園の子供たちが自然を学びにやってきますし、また、これまで、都内で開かれた様々な社会問題に関するイベントで、彼らが、壇上にあがり、立派に意見を述べているのを、何度か目にしました。みな、むやみに難しい言葉を使うことなく、他者を一方的に責めるような言葉も慎重に避けつつ、平和や、自然保護に関する自分なりの意見を、しっかりと、しかし、穏やかに語っていました。そのたびに、とかく不平じみた理論展開に終始してしまいがちな、自分の頭の構造を恥じたものです。ここの子供たちは、その自由で活発な学びのなかで、他者に対する「包容力」のようなものも身につけているのではないかと羨ましく思えました。それがあるとしたら、彼らは、ある意味で、わたしよりも、既に「大人」であるような気すらするのでした。。
時々読ませていただいている「地給知足」さんのブログで、この卒業式に関する記事が紹介されていましたので、ここに、添付させていただこうかと思います。とにかく、ここにある一枚の写真に、わたしは、胸を打たれたのでした。
地給知足さんのブログより「熱い胸と冷たい頭」
by kokoro-usasan
| 2014-03-29 09:52
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